投資初心者による投資初心者のための投資ブログ
というタイトルなのに、初心者向けの情報を発信していません(笑)
発信できるほどの知識が無いからですが…
ただ、本当に何に投資して良いか分からない初心者の方向けに一応考えてみました。
かなり簡単に説明していますので、細かいことは自身で確認してください。
①いくら投資したら良いのか
これは人それぞれだと思いますが、私は「100-年齢」%で良いかなぁ、と。
30歳なら資産の70%を投資するってことです。
ただ、生活するのにも お金は必要です。
いざというときの蓄えも必要です。
投資するのは余剰資金で…という意見もあります。
すでに500万とか貯蓄があれば、いきなり70%投資しても良いかもしれません。
でも100万だったら… 私なら現金を30万しか残さないのは不安ですね。
ただ、余剰資金が貯まるのを待っていたら、なかなか投資はスタートできないかもしれません。
それなら、積立が良いのではないでしょうか。
最初から積立なら、いきなり多額の資金は不要です。
100万あるなら、70万を上限に積み立てるってことです。
ただ、例えば月に10万積み立てると7カ月で70万に達してしまいますし、「毎月の給料の一部を貯金しつつ積立投資する」という感じが良いと思います。
給料から毎月10万貯金できるのなら、そのうち7万は貯金して3万は投資する、という感じですね。すると、翌月には資産が110万に増加し、そのうち3万が投資分になります。
1年後には、資産は220万に、そのうちの投資分は36万になります。
さらに1年後には、資産が340万に、そのうちの投資分は72万ですかね。
投資による損益は今回触れていませんが、72万なら まだ20%程度ですね。
ただ、340万なら30%で100万を超えますし、現金で100万置いておけば残りを投資しても良い気もします。まだ心配なら、現金を200万くらい残しても良いかもしれません。
状況に応じて、投資額を増減させても良いですよね。
ある程度貯まったら、投資割合を70%まで引き上げていけば良いと思います。
もちろん、大きな買い物などがある場合は、無理に投資する必要は無いと思います。
私は、ずっと現金で持っていたので、投資を開始してから結構なペースで積み立てていきました。そして、自分の予定している割合に到達した時点で、毎月の投資額を減らしました。
もちろん、いきなり一括投資してから積み立てるのでも良いと思います。
②つみたてNISA、iDeCoを活用する
これは必須ですね。
どちらも、利益が非課税になります。
利益に対して約20%の税金が徴収される決まりになっているわけですが、例えば100万円が120万円に増えたタイミングで売却したら「20万の利益のうち、4万が税金として徴収される」わけです。(売却しなければ税金は かかりません)
ところが、つみたてNISAとiDeCoは この税金が徴収されないわけです。
社会人なら、メリットがあるのはiDeCoだと言われています。
年末調整でお金が戻ってくるからです。
iDeCoは基本的に月23,000円まで投資できます。(人によるので調べてください)
ただし、iDeCoは原則60歳まで出金できません。
出金する可能性がある場合は、つみたてNISAを優先した方が良いですね。
また、住宅ローン減税などがある場合、iDeCoの節税メリットが無いかもしれません。その場合も、つみたてNISAを優先した方が良いかもしれません。
つみたてNISAは年40万が上限です。月33,333円です。
こちらは、年末調整でお金が戻ってくることは無いですが、利益が非課税です。
そして、出金可能です。
iDeCoもつみたてNISAも、あくまで上限金額の話です。
そこまで投資する余裕が無いのなら、少なくても問題ないです。
ただ、繰越ができるわけではないので、権利は失われてしまいます。
つみたてNISAに年20万投資したとして、翌年は60万ではなく上限40万です。
だから、投資できるのなら上限まで投資した方が得です。
iDeCoで月に23,000円投資して、余裕があるなら つみたてNISAに33,333円投資、それでも余裕があるのなら通常の投資、という感じです。
①の3万の例だと、23,000円をiDeCoに投資して、7,000円をつみたてNISAに投資する感じでしょうか。住宅ローン減税があるのなら3万全てをつみたてNISAに、そんな感じです。
③何に投資するのか
現在主流の考えは、米国株メインでリスク回避のためにその他も保有するという感じでしょうか。
無難なのはS&P500のインデックス投資信託です。これ1つで良いという意見もありますし、分散すべきだという意見もあります。分散する場合は、米国株以外に日本株を入れたり、全世界株にしたり、ですね。
全世界株式の投資信託なら米国も日本もそれ以外も入っているので、それ1つで良いという意見もあります。また、米国株6:日本株4だとか色々な意見があります。
個人的には、米国株だけでも良いと思います。心配なら全世界株にして、配分を自分で調整したいなら米国株+日本株とか。
日本株は日経平均かTOPIXですね。一般的にはTOPIXの方が分散効果があると言われているようです。
債券やREIT(不動産)などにも分散すべきだという意見もあるようですが、リスク回避が目的なら分散するのではなく「投資割合を減らす」方が良いと思います。
株だけに対して分散すると利益が増えにくくなりますし、かといって分散していても有事には全部暴落しますし。
また、リバランス云々という話もあります。
株と債券を持っていて株が上がったら売って債券を買い その比率を一定に保つ、というような感じですが、私は今のところしていません。(そもそも債券の投信を持っていない)
投資している額が資産全体に占める割合が上昇しすぎたら… 一部を現金化するかもしれませんが。
あと、分散すべきなのは数千万以上の資産がある場合だと思います。
たとえば5000万持っていて60%投資するなら現金が2000万で投資は3000万です。
ただ、この3000万全てを株に投資していて、半分まで減ったら1500万が消えることになります。そのため、1000万はリスクを低めに、2000万は株で、とか考えるのかもしれません。(知らんけど)
また、現金を2000万も残す必要ないから60%以上投資したいけど、リスクを負いすぎるのも怖いから1000万だけ株以外で投資する、とか。
いずれにせよ、数十万とか数百万くらいなら分散よりも増やすために集中投資した方が良いと思います。50万しか投資しないのに分散して全然増えない、とか意味無いですし。年齢にもよりますので、老後資金なら別です。ただ、基本的には投資額が少ないなら米国株で増やすべきだと思ってます。
あと、資金に余裕が出来てきたら色々投資してみても面白いかもしれません。個別株式だとか、ハイリスクの投信だとか。その場合も、メインはインデックス投資にしておくと良いかと思います。
④いつになったら増えるのか
これは分かりません。
私は、始めた直後に暴落して、1年くらいは赤字でした。
その後、上昇に転じて黒字になったからと調子に乗っていたら、コロナで再び暴落しました。
でも積立を継続したので、黒字に戻ってます。
基本的に経済活動が行われている限りいつかは上昇すると思います。
ただ、絶対ではないです。
10万しか持ってないけど短期で1000万に増やしたい、それは積立投資ではないです。
当然投資額によって結果も変わってきます。100万が150万になったのなら、1000万投資していたら1500万になっていたかもしれません。
ただ、投資したのならひたすら待つしか無いと思います。
きっと数年、十数年、数十年、たったら増えています。
今使いたいというのなら使えば良いと思います。若いときに使うべき、という考えもあるでしょう。ただ、一部でも良いので投資した方がよいと個人的には思います。もちろん、日々我慢してまで投資する必要は無いと思います。そこまでして貯める意味は無いと思ってます。ただ、無駄に浪費している部分があるのなら、少しだけ我慢して貯めるのも良いかもしれません。
⑤いつ売るのか
これは、お金が必要になったとき、だと思います。
でも全額売る必要は無いです。必要な分だけ売却し、また積立を続ければ良いです。
利益が出たからと売却したくなることもありますが、放置で。
逆に赤字がでたからと売却する必要もないです。
ちなみに、株価指数(S&P500など)に連動したインデックス投信以外の場合、株価が戻らない可能性もゼロでは無いので、そこは自己責任で。