投資初心者。
投資の経験が無い人が投資を始める理由って何でしょうか。
資産を何倍にも増やして裕福な暮らしがしたい?
老後の資金が心配だから資産運用したい?
様々な理由があると思います。
私はというと…
お金をそのまま置いておいても増えないと思ったから、でしょうか。
それでも、なかなか始める勇気が出ませんでした。
それどころか、定期預金にしても増えないからと普通預金に置きっぱなしでした。
いつか使うかもしれないし、と。
そして、投資というとギャンブルのようなイメージが有りました。
ボロ儲けすることも有れば、破産することも有る、というような?
実際に、そういう投資方法もあると思います。
あなたは、投資に何を求めますか?
何倍にも増やすこと?
減らさないこと?
何倍にも増やすことは、不可能では無いと思います。
ただ、その分リスクを伴います。
投資初心者には、投資信託の積立をオススメします。
まずは、私が挑戦した投資を紹介します。
(最終的には、投資信託に辿り着きました)
・定期預金
100万円を1年預けても、101万円にも なりません。
ただ、いつでも解約できるし、増えないけど100万円未満に減ることもありません。
絶対減らしたくないならどうぞ。
数千円の利息に喜んでいた時期もありました。
ネットバンクなら、利率も良いです。
楽天銀行は、設定次第で普通預金の利率が年0.1%になります。
なので、給与振込があったら、楽天銀行へ資金移動しています。
様々な引き落とし口座として登録しているので、普通預金にある程度の金額を残してありますが、利率が年0.1%なので それなりに利息も貰えます。
住信SBI銀行は、6月と12月に定期預金キャンペーンを実施します。
ですので、投資しない分のうち楽天銀行の残高以外は定期預金にしています。
また、どちらの銀行も残高に応じて振込手数料やATM利用手数料が無料になります。
これだけでも得だと思ってます。
投資の割合というのは難しい問題ですね。
色々な意見がありますが、私はザックリと「100-年齢」%を投資するって方式です。
20代なら80%を投資、40代なら60%を投資、60代なら40%を投資、というイメージです。
例えば20代の方が500万円持っていたら、100万を普通預金(または、その一部を定期預金)で残しておき、残りの400万を投資するという感じですね。
(100万しか残さないのは不安な気もしますが…)
・ロボアドバイザー
ネットバンクの口座を開設したあと、ロボアドバイザーというものの存在を知りました。毎月積み立てるだけで勝手に運用してくれる。本人に応じた設定で儲かる、と。
定期預金でもほとんど増えないので、試してみようと思いました。
早くからやってたら儲かってたのになぁ、なんて妄想してました(笑)
私が試したのは、楽ラップ・ウェルスナビ・THEOです。
楽ラップ以外は、今もまだ運用中です。
悪くは無いと思います。ただ、手数料は高め。
メリットは、放置できること。私は毎日推移を見ていましたが、見ても見なくても結果は変わりません(笑)
むしろ、見ない方が良いと思います。為替が変動した、少し株価が下がった(または上がった)というだけで一喜一憂するからです。それだけなら良いのですが、私は少しの変化で追加投資をしてしまいました。
積立というのは一定のタイミングで投資するから分散効果があります。もちろん急落したときであれば追加投資も有りですが、「急落」なのか「もっと下がる」のかは、初心者には全く分からないです。
デメリットは、メリットの逆で投資について学ぼうと思いにくいこと。
放置で良いですし、自動で投資してくれるので、何にどれだけ投資しているのか実感しにくいです。(もちろん明細は表示可能ですが)
そのため、何に投資するべきなのか、自分が何に投資しているのか、を学ぼうと思わなかったです。
また、本人に応じた設定というものの、何パターンかしかないので、自分に合っているかは微妙です。
投資を始めるという意味では、気軽に始められるので良いかもしれませんが。
・IPO
ロボアドバイザーと並行して(だったと思います)IPOもチャレンジしてみました。
IPOは、簡単に言うと株を安く買って、高く売るのが目的です。普通、株は安いのか高いのか分かりません。買ったあと暴落する可能性もあるわけです。ただ、IPOは買ったあと値上がりする可能性が高いため人気があります。
IPOに関しては様々なサイトがあるので詳細な説明はしませんが、正直当たりません。
当てるためには出来るだけ沢山応募する必要があるため沢山の証券口座を作ろう、作ることで当選確率が上がる、作らないと当選しない、と説明していますが何をしても当たりません。
(要するに、訪れる方々を広告に誘導することが目的です)
もちろん、何もしなければ当選確率はゼロですし、沢山の口座を作って応募すれば当選確率は上がるハズです。ただ、当たりません。
証券会社にもよりますが、応募するためには ある程度口座に入金しておく必要があります。(入金不要な証券会社もありますが) 入金しておいてIPOに申し込むが当たらない、を繰り返してもお金は1円も増えません。私は1年くらい試しましたが、労力が無駄な割に全く当たらないので止めました。
奇跡を信じて当たるのを待つのか、その待っている間に他で運用するのか。どちらが良いかは説明するまでもないと思います。
ネットには当選したという情報がたくさんありますが、そもそも本当に当選したのかは分かりません。また、数千万円~億単位の資産を持っている方の可能性もあります。
そういう方は、証券会社にとっても お得意様であるため、当選しやすいようです。
・ETF
ETFにもチャレンジしました。
上場投資信託というやつです。これも詳細は省略しますが、株のようにリアルタイムで売買できる投資信託です。(投資信託はリアルタイムでは買えません)
ロボアドバイザーを始めてみたものの、下がった時に買うことが出来ない(ロボアドバイザーは、入金から購入までにタイムラグがある)ため、下がったと思ったときにETFを買ったんです。
ただ、私の性格には合わなかったですね。(今後は再チャレンジする可能性もありますが)
リアルタイムで値動きが分かるため、仕事中でも気になるんです。仕事に集中できなければ意味がないですよね。また、基本は積立する仕組みがないため、分散投資を自動で行うことは出来ません。
ただ、タイミングよく正しく購入すれば、ほぼ確実に儲かります。
(いつかは確実に値上がりするETFを購入すれば、暴落したであろうタイミングで購入すれば、長期的には赤字には ならないです)
またまた、少し安くなったので追加購入するも更に値下がり、という悪循環で結構なマイナスになったこともありましたが、一応1年後くらいには黒字に戻り、そのタイミングで売却しました。
・株
これもタイミング的には前後するかもしれませんが、購入しました。
そう、今も残っているRIZAPです。
もうすぐ上がる、というニュースを見て買ったのに、上がるどころか下がったままです。追加で購入(値下がりしてから追加購入すると、平均購入金額が下がるため)し続けていますが、いまだに赤字のままです。
(その後に値上がりすれば得しますが、値下がりしたままだと赤字額を増やすだけです)
株は、状況によっては何倍にも儲かる可能性があります。ただ、その逆もあります。
そのため、複数の株を所有することでリスクを分散するようです。
私は、どの株が良いのか勉強する気力が無いため、挑戦していません。
・投資信託
投資信託というのは、株を集めたようなものです。複数の株を買うのは手間もかかりますし、お金も必要です。ただ、投資信託であれば100円から購入できます。
そもそも投資信託を始めようと思ったキッカケは、つみたてNISAの存在を知ったからです。
投資で得た利益は約20%の税金が引かれます。
100万の株が200万になって売却したら利益は100万ですが、その100万のうち約20万は税金が引かれるため残るのは約80万になる、という計算です。
が、引かれない方法があります。iDeCoやNISAなどです。
ここでは詳細は省略しますが、非課税になる仕組みを使用しないのは勿体ない、と つみたてNISAを始めました。
投資信託というのは、「信じて託す」わけで、自分の代わりに投資してくれるような感じです。また、勝手に分散投資してくれます。ロボアドバイザーも同じですが、ロボアドバイザーの場合は複数の種類の投資信託を自動で購入してくれて、その割合も自動で決めてくれる、というイメージです。
自分で何を購入するか決める必要があり(1本でロボアドバイザーのように複数の種類に投資してくれる投資信託もあります。)、最初は有名な投資信託である「ひふみプラス」を購入しました。つみたてNISAは年間40万円が上限(例えば毎月積立するなら月に33,333円が上限、毎日積立するなら1日1,619円が上限と決まっている)だったので、ロボアドバイザーと並行して購入していました。
1月から開始したわけでは無かったので、その年の上限額である40万円を使い切る(翌年には繰り越せない)ためには積立分以外にも追加投資する必要があり(ボーナス設定などで追加は可能)1年目は短期間で上限まで積み立てました。その結果、分散効果が薄れてしまい、黒字になるまで時間がかかりました。
投資信託には、インデックス型とアクティブ型というのがあります。
インデックス型というのは、例えば日経平均と同じ値動きを目指す、というようなものです。ですので、日経平均が下がれば同様に下ります。なぜ託してるのに下がるの?という方がいらっしゃるようですが、あくまで日経平均と同じ値動きを目指すことが目的です。日経平均が下がれば投資信託も下がる、上がれば投資信託も上がる。その代わり、手数料は安いです。
アクティブ型は、ざっくりとですが独自の動きを目指す投資信託です。その分、手数料が高めです。ただ、インデックス型よりも運用成績が良いものは少ないと言われており、結局はインデックス型が良いのでは?という話になっています。
現在は、つみたてNISAだけでなく他にも複数の投資信託を運用中です。
あれもこれもと積立設定してしまい、今は段階的に減らしていっているところです。
投資信託の良いところは1日100円から始められるというところですね。
色々な投資信託を試してみて、自分に合うものを探すのも良いと思います。
株価がどんどん上がっている時は、追加で投資したくなります。
が、上がっているときは、暴落に備えて資金を蓄えておいた方が良いと思います。
私も、昨年末から今年の初め辺りは色々な投資信託への投資を開始しました。
その直後にコロナで暴落し、一時は投資信託だけで赤字が120万円を超えました。
やはり、上がろが下がろうが一定で積み立てることが大切だと思います。
以前から積み立てていたものは黒字になるのも早かったですが、いまだに赤字のものもあります。(日々の成績を報告しているので、確認してみてください)
また、慣れてきたら、下がり始めたときや ある程度下がったときに積み立てする投資信託を追加するのも有りだと思います。
(途中で資金が無くならないよう、継続できる金額で積み立てることが重要です。)